用賀法律事務所 事務局通信

2010.11.30

【講演】EC研フォーラム/EC研究会主催

『電子書籍マーケットで留意すべき紙のマーケットとの異同』
 
日時/2010年12月10日(金) 13時00分~17時00分(うち14時00分~14時50分の会)
会場/株式会社オプト 会議室
住所/東京都千代田区神田錦町3-26 一ツ橋SIビル1階
会費/9,000円(12月7日以降のお申し込みは10,000円)
企画/EC研・事務局 担当/土屋・ユン・関根
お問い合わせ・申込み/
EC研・事務局 TEL(03)3515-7175

http://ecken.jp/diary.cgi?no=18

 
《主な講演内容》
 紙の出版物のマーケットは減少傾向にあるとはいえ、約2兆円の規模があります。一方で電子書籍の市場規模は未だ数百億円にとどまっており、環境の整備によって大きな伸び代が期待できる分野であると言えます。
しかし、紙の出版物市場には、様々な理由、歴史的経緯などから、いくつもの独特なルールが存在します。そのルールを理解し、電子書籍市場に適切にアジャストすることが、スムーズなビジネス展開において極めて重要だと言えます。
 当日は、紙の市場と電子書籍市場との異同を、出版市場の独特のルールを解説する中で明らかにし、どのようなアプローチやビジネスモデル構築が、市場立ち上げに有効であるかどうかを考えていきます。
 
【EC研事務局】 http://www.ecken.jp/

2010.10.26

講演内容のご紹介(10月20日 岩波セミナールーム)

2010年10月20日(水)に、岩波セミナールームで行われました、弁護士・村瀬拓男の講演内容をダイジェストでご紹介いたします。
 
当日は、出版社に在籍する各部門の方、出版産業における関連業種の方、さらに電子出版に関心のある方を中心に、大変数多くの皆様にご参加いただきました。
 
セミナーは、東京電機大学出版局の植村八潮さんによる、事前解説、アテンドを経て、弁護士・村瀬拓男による講演が行われました。
 
左・村瀬拓男、右・植村八潮氏
 
1.出版者の権利とは何か
  これまでの歴史的経緯をもとに、現在どのような理論が求められているかを解説
  
2.著作隣接権の内容と効果
  音楽産業における実用例をもとに、出版界での必要性において解説
  
3.著者と出版社の新しい関係
  デジタルネットワーク社会における、出版の範囲、そして、独占の意味について解説
  
4.書協の新しいひな型との関係
  電子出版物との権利帰属における関係性を解説
  
5.雑協ガイドラインとは何か
  デジタル雑誌配信権利処理ガイドラインにおいて条項ごとに解説
  
6.ガイドラインの適用範囲と具体的な運用
  同ガイドラインにおける実務について、運用の具体例を用いながら解説
 
また、講演終盤の質疑・応答では、実務における対処方法や、変遷経緯など、参加者皆様の立場における、様々なご質問をいただき、ご説明いたしました。
 
質疑・応答には、できる限り十分な時間をとるよう心がけておりますので、セミナーご参加の際には、質疑・応答の時間の際に、どうぞ遠慮なくご質問ください。
 
弁護士・村瀬拓男
 
次回、11月15日(月)のセミナーでは、出版契約書における書籍協会の新しいひな型についての解説を予定しています。
 
※次回も満席のお申し込みが見込まれております。定員がありますので、聴講をご希望の方は、どうぞお早めに、下記までお申し込みください。
 
『電子出版と契約をめぐる最新状況/全2回』
~出版者の権利と、書協・雑協における「出版契約」をめぐる動き~
 
日時/2010年11月15日(月) 18時00分~20時30分
会場/岩波セミナールーム
会費/7,000円/各講座につき
企画/出版研究センター 林 幸男
お問い合わせ・申込み/
出版ビジネススクール事務局 TEL(03)3234-7623

http://skc.index.ne.jp/seminar/20101020.html

 
《主な講演内容》
第2回
新しい書協ひな型の解説とそのカスタマイズ
・新しい書協ひな型の逐条解説
・出版社の業務形態に応じたカスタマイズ
 
<ディスカッション>
講師:弁護士 村瀬拓男 氏/東京電機大学出版局 局長 植村八潮 氏
 
【用賀法律事務所】 http://www.youga-law.jp

2010.09.13

【講演】出版社の戦略的著作権講座/出版ビジネススクール事務局主催

『電子出版と契約をめぐる最新状況/全2回』
~出版者の権利と、書協・雑協における「出版契約」をめぐる動き~
 
日時/2010年11月15日(月) 18時00分~20時30分
会場/岩波セミナールーム
会費/7,000円/各講座につき
企画/出版研究センター 林 幸男
お問い合わせ・申込み/
出版ビジネススクール事務局 TEL(03)3234-7623

http://skc.index.ne.jp/seminar/20101020.html

 
《主な講演内容》
第2回
新しい書協ひな型の解説とそのカスタマイズ
・新しい書協ひな型の逐条解説
・出版社の業務形態に応じたカスタマイズ
 
<ディスカッション>
講師:弁護士 村瀬拓男 氏/東京電機大学出版局 局長 植村八潮 氏
 
 デジタルネットワーク環境が出版界にもたらした最大の変化は、出版社の「独占的地位」の喪失です。業界内で互いに顔が見えている状況における競争に対応できていれば足りる時代はすでに終わっています。電子書籍による「出版」概念の拡張に伴い、多種多様なプレーヤーが参加する時代においては、出版社は何で商売を行い、どのように出版活動を継続していくのか、ということについて明示的な態度表明が必要となります。そしてその態度表明は必然的に契約実務にも反映されることになります。
 現在、出版界には、20年来の課題である「出版者の権利」創設に向けての動きが具体化し、書協では電子出版に対応した新しい契約書ひな型が作成され、雑協では権利者団体と協議の上デジタル雑誌の権利処理ガイドラインを制定することになりました。今後の契約実務においては、このような流れの本質を理解し、自社の業務に合わせて適切に取捨選択していくという作業が必要となるのです。
 本講座はこのような問題意識の下に、2回連続講座として、「『出版者の権利』問題について」、「書協契約書ひな型とそのカスタマイズ」、「雑協ガイドラインの意味と運用」などについて、これらのすべてに中心的な起草者として関与している講師による解説を行います。

2010.09.13

【講演】出版社の戦略的著作権講座/出版ビジネススクール事務局主催

『電子出版と契約をめぐる最新状況/全2回』
~出版者の権利と、書協・雑協における「出版契約」をめぐる動き~
 
日時/2010年10月20日(水) 18時00分~20時30分
会場/岩波セミナールーム
会費/7,000円/各講座につき
企画/出版研究センター 林 幸男
お問い合わせ・申込み/
出版ビジネススクール事務局 TEL(03)3234-7623

http://skc.index.ne.jp/seminar/20101020.html

 
《主な講演内容》
第1回
出版者の権利に関する最新状況と雑協ガイドライン
・出版者の権利とは何か
・著作隣接権の内容と効果
・著者と出版社の新しい関係
・書協の新しいひな型との関係
・雑協ガイドラインとは何か
・ガイドラインの適用範囲と具体的な運用
 
<ディスカッション>
講師:弁護士 村瀬拓男 氏/東京電機大学出版局 局長 植村八潮 氏
 
 デジタルネットワーク環境が出版界にもたらした最大の変化は、出版社の「独占的地位」の喪失です。業界内で互いに顔が見えている状況における競争に対応できていれば足りる時代はすでに終わっています。電子書籍による「出版」概念の拡張に伴い、多種多様なプレーヤーが参加する時代においては、出版社は何で商売を行い、どのように出版活動を継続していくのか、ということについて明示的な態度表明が必要となります。そしてその態度表明は必然的に契約実務にも反映されることになります。
 現在、出版界には、20年来の課題である「出版者の権利」創設に向けての動きが具体化し、書協では電子出版に対応した新しい契約書ひな型が作成され、雑協では権利者団体と協議の上デジタル雑誌の権利処理ガイドラインを制定することになりました。今後の契約実務においては、このような流れの本質を理解し、自社の業務に合わせて適切に取捨選択していくという作業が必要となるのです。
 本講座はこのような問題意識の下に、2回連続講座として、「『出版者の権利』問題について」、「書協契約書ひな型とそのカスタマイズ」、「雑協ガイドラインの意味と運用」などについて、これらのすべてに中心的な起草者として関与している講師による解説を行います。

2010.08.18

【講演】MJクリエイティブ 電子出版セミナーVol.1/毎日コミュニケーションズ主催

『電子出版の今と出版業界の課題』
 
日時/2010年9月8日(水) 15時00分~18時30分(予定)
会場/毎日コミュニケーションズ パレスサイドビル9F マイナビルームA
対象/編集者、デザイナー、DTPオペレーターなどの制作者を中心として、電子出版にかかわるすべての人
会費/8,000円(税込)
お問い合わせ・申込み/
毎日コミュニケーションズ
http://book.mycom.co.jp/event/digipub0908.shtml
 
毎日コミュニケーションズはWeb Designing・+DESIGNING・マイコミジャーナル3誌合同主催による電子出版セミナーを9月8日(水)開催します。電子出版をめぐる現状や課題についての理解を深め電子出版をめぐる現状や課題についての理解を深めることを目的としています。
 
~内容~
電子出版の今と出版業界の課題
講師:村瀬拓男(弁護士)
 
電子書籍フォーマットの基礎知識
講師:境祐司
 
InDesignからePubの書き出しの実際
講師:森裕司(有限会社ザッツ代表)

2010.08.18

【講演】モバイルコンテンツにおける知財・著作権講座/一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム主催

『第6回 コンテンツ分野別ケーススタディ ~電子書籍~』
 
日時/2010年9月6日(月) 14時00分~15時00分
会場/アイビーホール青学会館4F「クリノン」
受講料/MCF会員 30,000円、会員以外 90,000円
お問い合わせ・申込み/
一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム事務局 TEL(03)5468-5091
info@mcf.to
http://www.mcf.to/extra/cr_course.html
 
昨今モバイルコンテンツビジネスが大きな変革期を迎えている中で、今後ビジネス領域を拡大していくためには、コンテンツ配信に関する知財・著作権に関する知識が、配信担当者にとっても必要不可欠な基礎的能力となってきております。MCFではこのような会員企業のニーズに対応するため知財・著作権講座を6回シリーズで開講いたします。講座の内容については基礎的な知識からコンテンツ分野毎の配信における実務対応等まで網羅しておりますので、配信担当者から知財担当者までレベルに応じて実践的な知識・ノウハウを習得していただけます。是非とも多くの方々にご参加いただきビジネスモデル拡大にご活用いただければ幸いでございます。

2010.08.18

【講演】電子出版講座/出版ビジネススクール事務局主催

『電子書籍の真実と電子出版の構図』
 
日時/2010年8月25日(水) 17時00分~20時30分
会場/岩波セミナールーム
会費/9,000円(テキスト付き)
企画/出版研究センター 林 幸男
お問い合わせ・申込み/
出版ビジネススクール事務局 TEL(03)3234-7623
http://skc.index.ne.jp/seminar/20100825.html
 
《主な講演内容》
「電子書籍の真実」 村瀬拓男氏
2010年電子書籍元年
日本の電子書籍の歴史
電子書籍とは何か
課題(1)―フォーマットおよび日本語の問題
課題(2)―流通の問題
課題(3)―権利の問題
電子書籍がもたらす出版の未来
「電子出版の構図」 植村八潮氏
Webの拡大と出版(1999年1月~2000年12月)
コンテンツとオンデマンド(2001年1月~2002年12月)
ケータイ文化とグーグルの台頭(2003年1月~2005年12月)
Webの進化とケータイ小説(2006年1月~2007年12月)
電子書籍の再興隆(2008年1月~2010年現在)
電子書籍交換フォーマット標準化は何を目指すのか
<ディスカッション>
講師:村瀬拓男氏/植村八潮氏  司会:深見拓史氏