用賀法律事務所 事務局通信

2014.06.23

【講演】電子出版のための著作権基本講座

■第1回
「出版実務に必要な著作権の基礎知識」
日時:2014年6月18日(水)16時~18時 ☆研究社英語センター大会議室(飯田橋)
出版実務に著作権の知識は欠かせません。著作物とは何か。著作権とはどのような権利なのか。どのような行為が著作権侵害となるのか。権利者の許諾なく使用できるのはどのような場合なのか。このような著作権制度の基礎について、具体的な事例をもとに解説していきます。
また近年、ネット時代に対応するため、著作権法は頻繁に改正されますが、改正の概要についても、あわせて説明します。

■第2回
「著作権制度と実務のポイント」
日時:2014年6月25日(水)15時~17時 ☆日本教育会館(神保町)
出版や電子出版に関する契約と、著作権制度がどのように関係してくるのか、契約書の条文を一つ一つ見ていきながら、説明していきます。
契約の基礎となっている法律上のルールと、契約書の条文との関係が理解できると、応用が利くようになってきます。著者の意向や出版物の性質に応じて適切な契約のカスタマイズができるようになることが目標です。
あわせて来年1月1日から施行される、新しい出版権規定についても説明し、契約実務にどのような影響が生じるのかを考察します。

主催:一般社団法人日本電子出版協会(JEPA)
共催:電子書籍を考える出版社の会(eBP)

2013.07.16

【講演】電子出版のための著作権基本講座

■第1回
「電子出版のための著作権 基本と応用」
日時:2013年7月17日(水)16時~18時
出版、電子出版契約で書かれていることと、著作権とはどのような関係が
あるのか。著作物とは何か、誰が著作者となるのか、支分権とは何か、権
利制限とは何か、出版権とは何か、といった著作権に関する基本的な事項
について、電子出版に則して解説します。

■第2回
「紙から電子化する場合の権利処理の要点」
日時:2013年7月24日(水)16時~18時
紙からの電子化作業で、何をどのように処理すればよいのか。本を構成す
る要素は本文だけではない。口絵、扉写真、図版、解説、注釈など、本文
以外の構成要素の処理をどのように行うのがよいかについて、実例をふま
えて解説します。

主催:一般社団法人日本電子出版協会(JEPA)
共催:電子書籍を考える出版社の会(eBP)

募集人数:140名(JEPA、eBP会員の受講料は2名まで無料。両団体ともに会
員の場合も2名まで無料です)

日時
2013年07月17日(16:00~18:00 (受付開始 15:30))
2013年7月24日

開催場所
千代田区一ツ橋 日本教育会館 9階

2013.04.21

【講演】事例に学ぶデジタル時代の著作権侵害

~写真に写ってしまった著作物・引用と無断転載~

2月6日に開催された著作権の基本概念や法改正などを紹介した「知っておきたい!知らずに侵している著作権侵害」で受講者から要望の多かったインターネット上の著作権侵害について、具体例を交えながら解説する応用編を開催します。中小・小規模事業者にとっても、知的財産権の重要性は増しています。知的財産権の知識は、新たなビジネスチャンスの発掘につながるだけでなく、トラブルの防止にも役立ちます。

日時:平成25年4月23日(火)14:00~16:00

場所:廣瀬第2ビル地下1階会議室

千代田区神田錦町3-19(1階がTully’s
Coffeeになっています)

東西線「竹橋」駅(3b出口)より徒歩2分

半蔵門線/新宿線/三田線「神保町」駅(A9出口)より徒歩5分

千代田線/丸ノ内線/半蔵門線/東西線/三田線「大手町」駅(C2出口)より徒歩5分

定 員 50名(対象:区内小規模事業者)

受講料 無料

問合せ先 東京商工会議所千代田支部  TEL:03-5275-7286

2013.03.08

【講演】『電子書籍・出版の契約実務と著作権』出版記念

■日時 平成25年3月27日(水) 午後6時~午後8時30分
■会場 岩波セミナールーム
(岩波ブックセンター裏3F、神田神保町交差点 徒歩2分)
■会費 9,000円(テキスト付)
■企画 出版研究センター 林 幸男
■主催 出版ビジネススクール事務局
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-11
TEL(03)3234-7623
/ FAX(03)3238-9420
http://skc.index.ne.jp/seminar/20130327.html

出版とは、著作物やその他の情報を編集し、出版物として世に送り出す行為です。この行為は、紙の出版であろうと電子出版であろうと変わるところはありません。しかし、著作権制度は、電子メディアなどない時代に作られたものであり、紙の出版と電子出版とは、著作権法上の取扱に大きな違いが生じています。著作権は近年立て続けに改正が行われ、電子メディアに対応できるようになりつつありますが、映像や音楽に比べて出版がカバーする領域では、制度改正もまだまだ不十分と言わざるを得ません。

しかし、出版社として日々出版活動をしていかなければならない以上、制度の不備を嘆いていても仕方ありません。現行制度の中でどうすればよりよい対応が可能なのかを考えていかなければならないのです。

今回テキストとして使用する『電子書籍・出版の契約実務と著作権』は、紙の出版と電子出版の両方について、著作権制度と関連させて理解を深めることを目的としたものです。出版契約については、書協ひな型を素材としてその内容を逐条的に解説するとともに、なぜそのような規定となるのかを、著作権法の規定から説明しています。また、電子出版については、配信事業者との配信契約サンプルを用意し、同様に説明を行っています。

本講座では、このテキストの中味をより深く理解していただくためのポイントについてお話するとともに、個別のケースに応じて、ひな型をどのように変更していくことができるのか、ということについても詳しく説明していきたいと思います。


◎講座の内容は、時間の都合で若干変わる場合があります。
  • 紙の出版と著作権
  • 電子出版と著作権
  • 書協ひな型の解説
  • 配信契約とは何か
  • 配信契約と著作権
  • 配信契約サンプルの解説
  • 契約実務での留意点
2013.03.04

【講演】~デジタル時代の知的財産管理~知っておきたい!知らずに侵している知的財産権

近年、インターネットの普及によって著作権法は環境変化に対応するため毎年のように改正が行われています。知らずに侵してしまっている映像や音楽など著作権侵害など身近な問題も増えてきています。中小・小規模事業者にとっても、知的財産権の重要性は増しています。知的財産権の知識は、新たなビジネスチャンスの発掘につながるだけでなく、トラブルの防止にも役立ちます。

本セミナーでは、知っておくべき知的財産権、特にデジタルデバイスの変化による知的財産保護のポイント等を分かりやすくご説明します。

この機会にご参加くださいますようお願い申し上げます。

<日 時>  平成25年3月5日(火)14時00分~16時00分

※受付13時30分~

<場 所> 渋谷区立商工会館5F 第一会議室(渋谷区渋谷1-12-5)

<参加費> 無 料

<定 員> 80名(定員になり次第締め切り)

2013.01.31

【講演】~デジタル時代の知的財産管理~知っておきたい!知らずに侵している知的財産権

近年、インターネットの普及による環境変化に対応するため、著作権法は毎年のように改正が行われています。知らずに侵してしまっている映像や音楽などの著作権侵害といった身近な問題が増えてきています。中小・小規模事業者にとっても、知的財産権の重要性は増しています。知的財産権の知識は、新たなビジネスチャンスの発掘につながるだけでなく、トラブルの防止にも役立ちます。本セミナーでは、知っておくべき知的財産権、特にデジタルデバイスの変化による知的財産保護のポイント等を分かりやすくご説明します。

日時:平成25年2月6日(水)10:00~12:00

場所:廣瀬第2ビル地下1階会議室

千代田区神田錦町3-19(1階がTully’s
Coffeeになっています)

東西線「竹橋」駅(3b出口)より徒歩2分

半蔵門線/新宿線/三田線「神保町」駅(A9出口)より徒歩5分

千代田線/丸ノ内線/半蔵門線/東西線/三田線「大手町」駅(C2出口)より徒歩5分

定 員 40名(対象:区内小規模事業者)

受講料 無料

問合せ先 東京商工会議所千代田支部  TEL:03-5275-7286

2012.12.06

【講演】~デジタル時代の知的財産管理~知っておきたい、知らずに侵している著作権

近年、インターネットの普及によって著作権法は環境変化に対応するため毎年のように改正が行われています。知らずに侵してしまっている映像や音楽など著作権侵害など身近な問題も増えてきています。中小・小規模事業者にとっても、知的財産権の重要性は増しています。知的財産権の知識は、新たなビジネスチャンスの発掘につながるだけでなく、トラブルの防止にも役立ちます。

本セミナーでは、知っておくべき知的財産権、特にデジタルデバイスの変化による知的財産保護のポイント等を分かりやすくご説明します。

この機会にご参加くださいますようお願い申し上げます。

<日 時>  平成24年12月7日(金)14時00分~16時00分

※受付13時30分~

<場 所> 中野区立商工会館 3F 大会議室(中野区新井1-9-1)

<参加費> 無 料

<定 員> 50名(定員になり次第締め切り)

2012.11.04

【講演】2012年出版産業の展望/電子書籍ビジネス最前線

◆講 師 植村八潮氏(専修大学文学部教授)
村瀬 拓男氏(用賀法律事務所/弁護士)

◆日  時 2012年(平成24年)11月7日(水)13:30~17:45

◆会  場 日本出版クラブ会館(3階・会議室)
(東京都新宿区袋町6 都営大江戸線 牛込神楽坂駅より徒歩2分)
◆受 講 料 10,000 円(出版クラブ維持員社8,000 円、テキストを含む)
◆定  員 120名(申込順、定員になり次第締切らせていただきます)
◆申  込 別紙申込書に必要事項をご記入の上、FAXまたは郵送にてお申込み下さい FAX 03-3267-6095
◆振 込 先 三菱東京UFJ銀行 神楽坂支店 普0062459
口座名:ザイ〉ニホンシュッパンクラブ
※当日会場での直接お支払いは受付ておりません。

第1講座 :「電子書籍とビジネス最前線」 13時30分~15時30分
専修大学教授 植村 八潮講師
・2012年は、「電子書籍時代のビジネスチャンス」
・電子書籍が引き起こす出版産業の地盤変動
・電子書籍の標準化の問題=EPUB3で一気に解決か?
・電子書籍時代における出版社の役割をもう一度考える
・電子書籍時代と出版の近未来

第1講座 :「電子書籍と出版者の権利」15時45分~17時45分
弁護士 村瀬 拓男講師
・印刷物とは異なる権利処理システム
・「契約なし」でやってくることができた出版界
・電子書籍で変わる契約の重要性
・再燃する権利問題
・既存のメディアごとに異なる権利の状況
・権利の集約と明確化
・著者の権利と出版者の権利
・変化する契約のルール
・著作権集中処理機構の必要性

2012.09.03

【講演】出版者の権利と、出版契約、配信契約

■日時 平成24年9月28日(金) 午後6時~午後8時30分
■会場 岩波セミナールーム
(岩波ブックセンター裏3F、神田神保町交差点 徒歩2分)
■会費 7,000円
■企画 出版研究センター
■主催 出版ビジネススクール事務局
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町2-11
TEL(03)3234-7623
/ FAX(03)3238-9420
出版界が四半世紀以上要望してきた著作隣接権としての「出版者の権利」獲得が、今最も実現に近い段階に来ています。その「出版者の権利」とは何かを理解することが何よりも求められています。

デジタル・ネットワーク社会の発展により、文字や図画の著作物を事実上独占的に扱ってきた出版物は、その独占的な地位を失いました。しかし、新たに立ち上がりつつある電子書籍市場において、出版物はコンテンツとして流通の基本的な単位となっています。つまり、デジタルの世界においても、紙の世界と同様に、著作物を編集し出版物として流通させるという構造が存在しているのです。

このことは、出版者の果たすべき役割が、デジタルの世界においても紙の世界と同様に、重要であることを意味します。「出版者の権利」は、この出版者の役割の一部を括りだし、それに法的な保護を与えるものなのです。

出版者が著作者とどのような出版契約を締結していくことが望ましいのか、という問題はこれまでも、そしてこれからも重要な問題であり続けますし、電子書籍の配信契約は、次々と提案される新しいビジネスモデルを反映するものであり、出版者はこれからも絶えず新しい提案への対応を強いられることになります。そこで重要な姿勢は、「出版者の権利」をキーとして出版者の立ち位置を確保することなのです。

本講座では、「出版者の権利」の見通しや解説にとどまらず、それが出版契約や配信契約とどのようにリンクするものなのか、出版者は実務においてどのように対応していけばよいのか、出版デジタル機構をどのように利用していくべきなのか、といった事項について具体的に説明していきます。

2012.09.03

【講演】動き始めた電子書籍~拡大するビジネスチャンスと残された課題~

日時 2012年9月5日(水) 午後2時~4時30分

場所 SSK セミナールーム 東京都港区西新橋2-6-2 友泉西新橋ビル4F

第一線から見える期待と不安、残された法的課題

出版業界の売上高の減少傾向が止まらない中、拡大が期待される電子書籍市場は誰にとっても積極的に取り組むべき課題である。しかし、電子書籍コンテンツは期待通りに提供されているとは言い難い。この理由として考えられるのは、電子書籍市場が紙の市場にとって補完市場となるのか、それとも、代替市場となるのかが明らかでないこと、紙の市場で積み上げられてきた契約ルール、または、法解釈がどこまで電子書籍市場に適用されるのかがはっきりしないこと、早いスピードで変化していく電子書籍サービスに法律や契約文言が追いついていないことであるが、これらの問題についてどのように考え対応していけばよいのか解説する。

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